『ハッピー・エンディング』
2023年 1月20日(金)〜22日(日) ウイングフィールド
脳みそがカタストロフィー 気まずそうにカタストロフィー
密室で、うつ伏せ、仰向けとうながされ、往来する声、記憶、霊、妄想、抗いがたい世界と現実。
みんな優しくて、いい天気。
【作・演出】筒井潤
【キャスト】
稲葉俊 岡村ゆきを 高山玲子 出井友加里 (以上、dracom登録メンバー)
筒井潤(dracom 正式メンバー)
小野毅 新免わこ
【開演日時】2023年1月20日(金)19:00 21日(土)12:00*/16:00* 22日(日)12:00*/16:00
*終演後アフタートーク開催
【会場】ウイングフィールド(大阪・心斎橋)
大阪府大阪市中央区東心斎橋2-1-27周防町ウイングス6階(受付5階)
【スタッフ】
作・演出|筒井潤
ドラマトゥルク|げいまきまき
舞台監督|北方こだち、北村侑也 照明|塩見結莉耶 音響|佐藤武紀
音楽|筒井潤 衣装|松田早穂 宣伝美術|電電虫子 制作|阪田愛子
【アフタートークゲスト】
21日(土)12:00 渡辺健一郎(批評家、俳優)
21日(土)16:00 新井知行(YPAM(横浜国際舞台芸術ミーティング)プログラム・オフィサー)
22日(日)12:00 げいまきまき(女優パフォーマー元セックスワーカー)
『ハッピー・エンディング』は、主人公の男性が馴染みの中古レコード店に行ったらマッサージのお店になっていたというのが事の発端となるフィクションの演劇作品です。
ある日、コロナ禍で久しくなっていた街に行きました。足速に駅の改札に向かう人、陽気になりきれていない昼呑みグループ、長い行列に対応しているのに退屈そうなコンビニ従業員、道端で立膝になりノートパソコンを叩きながら電話をしている人、いつ来るかわからない客を穏やかに待つ生花店の店員。しばらく家にこもっていた私は、いつもの表情で営む人たちに触れて嬉しくなりました。しかし同時に、以前とは違う何かを感じどうも落ち着きません。人通りの邪魔にならないところに立ち、しばらく街を眺めていたら単純なあることに気づきました。マッサージやエステのお店が妙に増えているのです。これはいったい何なのか。どういうことが起きているのか。そして、いつもの表情とは何か…。
このような実感と疑問が今回の創作のきっかけです。観れば知っているはずのあのことに気づいていただけると思います。
作・演出 筒井潤(dracom リーダー)
協力|劇団走馬灯、ティッシュの会、千年団
主催|dracom
芸術文化振興基金助成事業、大阪市芸術活動振興事業、ウイングフィールド30周年記念事業
【お問い合わせ】dracom 制作部 MAIL→ info@dracom-pag.net